スピントロニクス応用のためのカーボンナノ構造形成技術
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CNTの空洞部分に強磁性体である鉄やセメンタイトを充填したCNTを鉄内包CNTといいます。鉄内包CNTは化学気相堆積法により
合成します。充填された鉄はCNTと同様な高アスペクト比形状を持ち,形状磁気異方性に起因するバルクの鉄には観られないような非常
に高い保磁力を示します。また,CNTのグラファイト層が保護層として作用することで高い化学的安定性を示し,鉄ナノワイヤを酸化や
他の化学的反応や影響から守ることができます。さらに,鉄内包CNTは炭素と鉄のみから構成されており,希少な希土類を用いていない
ことから,元素戦略に資する強磁性材料として期待されています。
本研究室では,鉄内包CNTの磁気特性の向上および,フレキシブル磁石などへの応用に向けた検討を行っています。
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研究室訪問日時:
2月26日(月)~3月9日(金)
卒業研究発表会:
3月7日(水)
3月8日(木)
20番教室
(時間は決まり次第掲載します)
マッチング面談:
3月7日(水)~3月15日(木)
研究室の場所
電気電子棟1F
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1112番室(教員居室) |
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1111番室(学生居室) |
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